【開催レポート】イタリ池で冬鳥バードウォッチング

「イタリ池で冬鳥バードウオッチング」やってきました。風もなく快晴のバードウオッチング日和。開催日20252/2/11と2/9
■イタリ池は、仙石原湿原にある広大なゴルフ場(箱根カントリー倶楽部)の中の窪地湿地林にある大きな溜池です。
■ホシハジロやキンクロハジロなどの潜水カモ類や、クルクル水面を回りながら採餌するハシビロガモなどをみてもらい、餌の取り方や鳥流の求愛の仕組みなど話しました。
■次に湿地林と草原を歩き、メジロの古巣や、ジョウビタキやカシラダカ、コゲラ、ヤマガラなどをみてもらいました。
■鳥が出てくると、参加者どおしも会話が弾み、誰か一人が動くモノを見つけると、「何か居る!」って教えてくれるので、宝探しグループゲームみたいに和気あいあいと散策。

↑ヒドリガモ。おでこに、お日様を着けているという意味が種名の由来。

↑ホシハジロのペア。手前が雄、奥が雌。

↑イタリ池で見つけたメジロの巣

■ここは、渋沢栄一(一万円札の)らが出資して作った日本初の西洋式牧場「耕牧舎」(明治時代)だったのです。

写真:明治時代の「耕牧舎」、馬と牛が大草原に。


 尾根まで見渡す限りの草原に牛馬が点々と居る当時の白黒写真と、森に遷移した現在の景観を比べて、ススキ原を飼料、屋根材、農地肥料にと資源にしていた当時の人々の暮らしを感じてもらいました。

写真:イタリ池から見上げた大涌谷と温泉荘地区

 渋沢栄一は、耕牧舎廃業後、ミネラル分の多いイタリ池の水を、大涌谷までポンプアップしてして噴気にさらして温泉を作り、その温泉水をパイプで分配する「温泉付き分譲別荘地」開発を行い、今につながる高級リゾート地「温泉荘地区」になったとさ。テレビのブラタモリ風(^。^) 伊豆川
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